-令和の大整備-とは
太郎坊宮が所有する文化財建造物を恒久的に修復し、保存活用するために設けられた基金です。
平成31年、国の文化審議会が「太郎坊宮に建つ社殿・建造物を登録有形文化財とすべき」とする答申を発表。
令和元年9月10日には、太郎坊宮が有する以下の建造物が正式に「国の登録有形文化財」とされました。

文化財建造物の適切な維持のため、皆さまのご賛意をお寄せください。
※神社社務所(0748-23-1341)までお問い合わせを頂き次第、ただちにご案内書類一式を郵送いたします

恒例の千日大祭(せんにちたいさい)を、7月19日~21日にわたって行います。
千日大祭は、「この祭りにお参りすれば、千日間の参拝と同じご利益を得る」と言い伝えられる古祭です。
この由緒ある千日大祭では、巫女による神楽舞を奏でる特別祈祷も受付します。
受付時間 9時~16時30分
※ご祈祷料は、3000円以上からうけたまわります。
※受付所の神主または巫女にお申し付けください。
実施日時 7月19日20時~(約30分間)
※雨天時は、翌日同時刻に順延します。
※観覧席などはありませんので、自由にご覧ください。
千日大祭祈祷を行って金印をおした「みたま」「願い紙」や、福を招く「宝来鈴」をお渡しします。
大祭中だけの、特別なおまもりづくりです。
※おまもりづくり/1つ2,000円。
毎年好評の”ふうりん絵付け体験”も行います!
※絵付け体験 1つ1,500円
※風鈴絵付け体験は8月いっぱいまで実施しています。
さわやかな音色で涼しさを届けてくれる、風鈴。
今年は手作りのオリジナル風鈴で、夏を楽しみましょう♪
・予約優先でのご案内となります
◆その他
持ち物:なし(道具は全て準備済み)
駐車場:約50台(無料)
拝観料:無料
お田植大祭は、その名前の通り、田んぼにお米の苗を植えるお祭りです。
そういってしまうと簡単に聞こえますが、今年一年間、お米や野菜といった農作物が元気に育ち、みんなが豊かに生活できるよう祈る、大切なお祭りです。
お田植大祭を行う場所は、太郎坊宮の山のふもとにある、御神田(神さまの田んぼ)です。
早乙女さんたちが色鮮やかな衣装を着て、歌や踊りとともに田植えをする姿は、古式ゆかしいものです。
みなさんは、機械を使わない田植えをご存知でしょうか。
今は、便利さや効率を追い求め、どんなことも機械でするようになりました。
田植えや稲刈りなど、農作業でも機械は活躍しています。
しかし、機械が活躍すればするほど、昔ながらの農作業の姿は失われてしまいます。
田んぼで苗を植える時の田植え歌や、田植え踊りは、歌舞伎や能のような伝統芸能と違い、時代の移り変わりとともに、どんどん失われていくのです。
太郎坊宮のお田植大祭は、そうした「昔ながらの、田植えの姿」を、これからも末永く、伝えていこうとしています。
太郎坊宮の神さまは、勝利と幸福をもたらす神さまとして知られていますが、このお田植大祭ではそうしたご利益に加えて、一年間の農業の安全と無事、豊作のご利益も受けて頂きたいと思います。
もちろん、農業だけに限らず、様々な産業に神さまのご守護がある、良い年となるようにお祈り致します。
また、各地でみることがなくなった着物や編み笠姿による田植え行事は、一見の価値ありといえます。
農業を始め、様々な産業、生活の安全と無事、発展を祈る由緒あるお祭りですので、ぜひお参りいただき、神さまのご利益をお受け下さい。
日本ですら見ることの少なくなった、人の手による田植えの行事、そうした貴重な姿を目にすることで、古き良き日本文化を思い起こし、心にとどめて頂きたいと思います。
令和7年 太郎坊宮お田植大祭 5月18日(日曜日)10時30分より
昨秋に実施し、ご好評をいただいた装束着付け体験。
本日からリクエスト予約を開始しました!
今回は、大阪・関西万博と連携。
大阪・関西万博のテーマに親和性があり、高い満足度を提供できる体験企画として「装束着付け体験」が認定されました。
詳細は「Expo 2025 Official Experiential Travel Guides」からご覧ください。
心を込め、お守りを手づくりする"おまもりづくり"。
1000年以上にわたって受け継がれてきた、日本人の祈りの姿です。
そんな"おまもりづくり"を更に深め、心身に気をみなぎらせる特別な時間をご案内します。
この特別体験では、自分で選んだお守り袋に、太郎坊宮の"夫婦岩"の原石片を納め、お守りを手づくりします。
夫婦岩は御本殿前にそびえる大岩で、神様の御神力が込められた霊石として信仰される特別な存在。
お願いを叶えてくれる"神の石"として、1400年以上にわたって大切にされてきました。
太郎坊宮の神主たちが、何代にも亘って伝えてきた"神の石"を、特別にお授けします。
お守りが完成した後は、非公開の"神様の御力をいただく儀式"にも参列。
最後には神主や巫女が点てたお抹茶と滋賀の銘菓を満喫し、心身に気をみなぎらせます。
太郎坊宮の御神力を頂く、特別な時間の詳細やご予約はこちらから(滋賀県・びわこビジターズビューロー提供)
※こちらは通常の"おまもりづくり体験"ではご案内していない特別プランです
子どもの健やかな成長と幸せを願い、各ご家庭で大切に飾られてきたお雛様。
太郎坊宮では、お預かりしたお雛様をあらためてお飾りし、込められた真心に思いを馳せます。
開催日:2月8日から3月中旬まで(9時から16時まで、年中無休)
入館料:なし
また、3月9日(日曜日)には、おひな様を鑑賞するお茶席も開催します。
むずかしい作法や決まりは何もありません。
心を落ち着け、おいしいお抹茶を頂いてください。
日 時 令和7年3月9日(日) 10時から15時ごろまで・随時ご案内いたします。
場 所 太郎坊宮 参集殿
詳 細 お一人 800円
予約優先制(太郎坊宮0748-23-1341)
1席10名様になります。
遊藝会・齋藤社中のおもてなしにより、おひな様をご覧になる方々へ一服差し上げます。
作法や服装に決まりはありませんので、お気軽にお越しください。
※写真は昨年の様子です。
※イス席です。茶会:3月9日10時から随時開催、1服800円(お抹茶+お菓子)。
※予約優先になりますので、太郎坊宮参集殿(0748-23-1341)までお申込みください。
近江の麻織物で作る"特別なお守り" ~ホンモノの、伝統・文化・ココロとの出逢い~
みなさんの身近にある"お守り"。
神社やお寺で買った、という方が多いのではないでしょうか。
実は、つい100年ほど前まで完成したお守りは売られていませんでした。
なぜなら、お守りは真心を込めて「自分で手作り」するものだったからです。
この体験では、そうした昔から伝わる"ホンモノのお守り"を、自分で手作りします。
なんだか難しそうですが、少しお裁縫をするだけ。
お守りって、とてもシンプルなんです。
今回は、お守りの素材に「近江の麻織物」のハギレ(未使用の残布)を使います。
古くから麻には邪気を払う力が宿っていると考えられており、今でも神社では「神様が宿る神聖なもの」「浄化・魔除けの神具」として大切にしています。
何より、太郎坊宮がある滋賀県の湖東地域は、500年以上前から高品質の麻織物を生産する地域として有名でした。
そんな伝統や文化を踏まえつつ、どんな物でも大切にする「もったいない」のココロで、神主や巫女さんと一緒にハギレをアップサイクル!
色合いやデザインだけでなく、触り心地もそれぞれ違う”近江の麻織物”との出逢いもお楽しみください。
備考
簡単な裁縫(たまむすび、たまどめ、なみぬい)を行います。
縫製後、神様の前で「おはらい」「おいのり」をし、本物のお守りを完成させます。
針を使う作業がありますので、未就学の方はご参加いただけません。
景色をたのしみながら、お茶を飲みながら、お守りの話を聞きながら。ゆっくり丁寧に、お守りを仕上げていきましょう。
参加費
3000円
定員
満員のため受付を修了しました
日程
令和6年12月8日 10時~12時
『お火焚大祭(おひたきたいさい)』は、神道、天台山嶽仏教、修験道が融合した祭礼で、太郎坊宮の象徴とも
いうべき大祭儀です。
全国屈指の規模を誇る神道護摩行事であり、各地から納められるご神木(護摩木)は、数万本を超えます。
祭儀当日は数十名の神主や修験者らが装束を正して祭場に参入。
御神火を奉じて列をなす姿は実に厳かなものです。
そして、神域と俗世を隔てる結界において、山伏問答がなされます。
修験道とは、如何なるものか ―
修験者の心得とは、如何なるものか ―
張り詰めた空気の中で、粛々と問答が繰り広げられます。
ぜひ、実際の問答に耳を傾(かたむ)けてみて下さい。
厳粛に執り行われる祭儀では、国家安泰、天下泰平と共に、皆様の幸福を願い、神主や修験者が真摯に祈りを
奉げます。
正午には、神域に設けられた護摩壇に御神火が燈されます。
護摩壇に燈された御神火は瞬く間に広がり、神域には御神煙が立ち込めます。
当日お参りになった方は、この御神煙を浴びて身も心も清らかとなり、諸願成就、心身守護の大いなる御神徳
を頂きます。
立ち込めていた御神煙が晴れると、皆様の願いが籠ったご神木が焚き上げられます。祭場に読経が響く中、修験者が護摩壇にご神木を投じ、願いを天高くまで届けます。
太郎坊大神様のご加護により皆様の毎日が平安であることをお祈り申し上げ、ご案内のご挨拶と致します。
令和6年 お火焚大祭
12月1日(日曜日)午前10時より