太郎坊宮境内図
↑地図タッチでgoogleストリートビューにかわります(山の中腹にある駐車場・祈祷殿より)おまいりMAPダウンロードはコチラ↓
太郎坊宮は標高350mの赤神山(太郎坊山)に建つ神社です。
赤神山は、大昔から「神様の山」「天狗が住む山」「修験道修行の霊山」とされてきました。
太郎坊宮を構成する主要な社殿群です。
登山口からは740段余りの階段が連なります。
祈祷殿前の中腹駐車場までは、自動車で登って頂くことができます(大型バスの通行も可能です)ので、
自動車でお越しの際はこちらに駐車してください。
境内各所のご案内
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本殿-ほんでん-
太郎坊宮の神様がおられる建物です。
江戸時代の建築を基にしつつ、数度の増改築がなされています。
古い版画などにも現在と変わらない姿で描かれています。
本殿前の展望台からは『万葉集』に出てくる「蒲生野(がもうの)」、『梁塵秘抄』に出てくる「布施の溜」を一望できます。
ご祈祷は、こちらの本殿で承ります。 -
夫婦岩-めおといわ-
神様のお力によって押し開かれたと伝わる大岩です。
岩と岩の幅は、わずか80cmしかありません。
良い心の持ち主が、願い事を念じて岩の間を通ると願い事が叶うといいます。
一方、悪い心の持ち主が通ると、岩にはさまれてしまうといわれています。
江戸時代の書物には「岩の間には天狗が住んでいて人間は通れない」と記されています。
近年はパワースポットとして注目されています。
東近江市指定天然記念物。 -
一願社-いちがんしゃ-
正式には「一願成就社」といいます。
お参りの方が、お百度詣り等によって願掛けを行う建物です。
一願とは、自分が心に抱く、ただ一つの、本当の願い事をいいます。
必勝祈願、合格祈願等のお祈りをする方が多くおられます。 -
拝殿-はいでん-
太郎坊宮の重要な祭儀を行うための建物です。
夫婦岩の真下にある大きな建物で、江戸時代には既に現在の場所にありました。
山肌に作られた建物ですので、谷側は石垣をうず高くつみ上げて支えています。
拝殿付近は、秋になると紅葉が美しく色づく絶好のポイントです。 -
祈祷殿-きとうでん-
山の中腹にある駐車場に建つ祈祷殿では、お車のお祓いや、本殿までお参りできない方のご祈祷を行っています。
こちらの祈祷殿では、お守りの授与もいたします。 -
参集殿-さんしゅうでん-
中腹に建つ現代神殿造の建物です。
お守りやお土産の売店、コーヒー等の休憩所があります。
太郎坊宮の事務所は、この建物の一階にあります。
大広間は、各種会議や集会でご利用いただくことが可能です。
神前結婚式のお問い合わせもうけたまわっております。
平成31年3月18日、国の文化審議会が「太郎坊宮に建つ社殿・建造物を登録有形文化財とすべき」とする答申を発表しました。
そして令和元年9月10日、正式に登録有形文化財として官報にも掲載されました。
今回、登録有形文化財となった建造物一覧をご紹介します。