寄進鳥居の歴史
❖令和6年11月、最終工区分の受付を開始しました。疋田春湖筆『阿賀神社赤神山真景』。
参道の石階段に立ち並ぶ鳥居が描かれている。
鳥居(とりい)とは、神社の入口などに建てられた「聖なる門」のことです。
神さまへの祈りや感謝の思いを込め、大昔から寄進(きしん、神さまにお供えすること)され続けてきました。
大正時代のはじめ、太郎坊宮の参道には1000基を超える鳥居が立ち並んでいたといわれます。
大正6年(1917)の書籍『近江蒲生郡志』。鳥居が「山の上下に連なり、その数は1,000基を越える」「寄付者の名前が書かれている」「雨水も濡れないほどに立ち並んでいる」事が書かれている。
明治29年(1896)の銅版画『阿賀神社之眞景』原版。
参道に数多くの鳥居が彫刻されている。
再建を目指して
最盛期には1,000基を超えたといわれる寄進鳥居。
戦後は良質な木材の確保が難しくなった事などから次第に減少していきました。
しかし、神さまに祈りと感謝をささげる「心」は、昔も今も変わりません。
数百年前の伝統そのままに「祈り」と「感謝」を鳥居にこめて 。
太郎坊大神様の御前へご寄進下さいますよう、ご案内申し上げます。
寄進のお願い
❖木製鳥居(もくせいとりい)
奉納金額:15万円(建設料、完成時のお祓い料、芳名筆記料)
※木材価格高騰の已む無きにより、奉納金額を変更しております。
※今期工事より、建立基盤強化事業奉賛金を含んでおります。
標準寸法:地上高3,000mm×幅3,000㎜×柱材直径150㎜(国産白木材・維持補償10ヶ年)
❖特典など
1,鳥居本体へお名前・お願い事などを直接お書きします。
2,正式参拝許状を発行します。
3,記念品を贈呈します。
❖お申し込み方法
お問い合わせフォーム または 神社社務所(0748-23-1341) までご連絡下さい。
詳しい資料と申込書をお届けいたします。
神社内各受付所でもお申し込み頂けます。