巫女のMです。
先日、参集殿に鈴虫ちゃんがやってきました~!
夕方になるとリーン、リーンと涼しげな音を奏でてくれます♪
秋を感じますね~
それから、新たに太郎坊宮のアイドル!金魚ちゃんもやってきました~
若い子だからピンピンしてすばしっこいです笑
これから大きく成長してくれるのが楽しみです💗
早く長くてきれいな尾びれにならないかなぁ?
皆さまも、お参りした折には、ぜひ参集殿にお立ち寄りください!
参集殿の今日のお花。「姫蒲の穂」が何とも言えないカワイさ。巫女さん作。
どうも、神主Mです。
しばらく更新を忘れ、放置してました・・・。
そこで。
突然ですが、近況報告です!
※神主Mの近況ネタではないので、ご安心下さい。
清らかな音色で涼を届けてくれる、風鈴。
自由に絵付けを楽しみ、夏を愉しむイベントが今年も始まりました。
お1人での体験はもちろん、こども会などの団体さん受け入れも可能です。
Myふうりんを作って、暑い夏を乗り切りましょー!
会場は、参集殿1階の大広間。
鮮やかなポスターが目印です♪
↑同じく巫女さん作。下書きなしで、あっという間に完成。さすが美術専攻。
↑一方、こちらは神主Mによる超大作ふうりん(昨年度)。
画力はお察し。現場に展示していますので、ゼヒ(?)
世界にひとつだけのお守りを手作りする「おまもりづくり」体験。
またまた、おまもり袋のデザインが増えました。
その一部をご紹介します!
陰陽柄や、縁起の良いちどり柄、かわいいコアラ柄などなど。
また、完売になったデザインの再入荷も行っています!
結びひものカラーも増えていますので、より自分好みのお守りを表現して頂けるようになりました。
今年も絵馬殿に笹飾りを設置しました。
ねがいの短冊に思いを込め、吊るしてください♪
※7月7日にたなばた祭を行い、ねがいの短冊を聖火で燃やして天高くまで届けます。
そのほか、7月の千日大祭では打ち上げ花火も予定しています。
\ゼヒオコシヤス/
!?!?!?!?
非公式キャラ、ねぎさん。
神主の役職・権祢宜(ごんねぎ)と玉ねぎを組み合わせてみました。
なんと地元小学校の地域学習教材に登場歴アリ。
どうぞ宜しくです。
皆さまご存知、狛犬。
「高麗犬」とか「胡麻犬」とも書きます(決してゴマイヌではないです)。
神社の社殿前や参道に置かれていますが、これは「悪いモノを退け、神様の御前を守護する」という意味があるから。
で。
太郎坊宮は狛犬数・滋賀県No.1の神社!(たぶん)
※滋賀県内で、歴史文化の振興に携わっておられる先生が実際に数えて回ったそうです。
言われてみれば、石階段・社殿前・道路脇と、太郎坊宮の中にはたくさんの狛犬がいます。
せっかくなので(?)太郎坊宮の狛犬のうち、とびきり素敵な3匹をご紹介しようと思います。
1番「鋭いベロの男前」
なかなかの角度で舌をひねり上げる狛犬さん。
全身の彫刻も見事な男前。
2番「視線の先にあるものは」
阿形のはずが、絶句しているように見えてしまう狛犬さん。
見開いた眼の先には、何があるのでしょうか。
3番「私が一番です」
シメはこの方。
これでもか!というぐらい、自信に満ちたお顔。
今にも「どやー」と言いそうな口角の上がり具合が堪りません。
それぞれ、太郎坊宮内のどこにいらっしゃるかはヒミツです。
ゼヒ探してみて下さ~い♪
※狛犬は神様の守護者です。
また、中には百数十年を経て風化しつつあるものもあります。
むやみに触れないでくださいね!
観測史上まれにみる寒波に襲われた滋賀県。
太郎坊宮周辺も、雪景色に包まれました。
雪化粧した太郎坊山は綺麗ですが、登るのは中々大変。
階段は凍結している恐れがありますので、ご注意を!
雪が降った時の楽しみといえば、子どもは雪遊び。
大人は・・・これでしょう↓↓↓
雪が降った時しかできない風流ですね。
・・・といった具合に、神社と全く関係ない、どーでもいい記事を用意していた翌朝。
自家用車のフロントガラスが熱割れする悲運に見舞われました。
数十センチにわたるヒビ割れ。ちーん・・・↓↓↓
熱割れとは・・・。ガラスが急激な温度変化や寒暖差により、割れてしまう現象。
冷えたグラスに熱湯を注いで、割れちゃうイメージでしょうか。
※そこまで極端でなくても、起こります。
私の場合は、デフロスタ(フロントガラスの付け根あたりからブォーッと出る、曇り取りのアレ)のかけ過ぎが原因。たぶん。
熱割れは滅多に起きませんが、寒暖差が激しい時なんかは走行に支障のない範囲でデフロスタの出力を下げるなど、お気を付け下さい・・・。
6月1日10時58分。
当神社の不動尊で現行犯逮捕されたヤツがこちら↓↓↓
はい、クワガタですね。
毎月1日にお参りに来られる崇敬者Nさんの手によって、お縄を頂戴しました。
Nさんいわく「お不動さんでタムロしてたから~。現行犯で♪」
※現場となった不動尊でタムロするクワガタのイメージ図。この中に5匹います。
タムロするだけで現行犯とは若干気の毒ですが。
その後クワガタの身柄はNさんから神主Mに送致され、責任をもって育てることに。
太郎坊宮は「山の中」にある神社ですので、結構いろんな生き物が生息しています。
当然、クワガタ以外の虫も大量に住んでいます。
しかも、何故かどいつもこいつも異様に大きい(おススメは巨大ナメクジ。マジで鳥肌モンです・・・)。
お参りに来られたとき、虫耐性のある方はぜひ境内の樹々や岩石にも目を向けてみて下さい。
くれぐれも足元注意で。
突然ですが。
太郎坊宮が建っている赤神山の頂上へ登れることはご存知ですか?
実は、赤神山には頂上が2つ(?)あります。
正確にはそびえ立つ峰が2つ、ですね。
手前の峰は「神体山(しんたいざん)」といい、山そのものが神さまとされています!
なのでキホン立ち入り禁止。
でも、うしろの峰は登ってもOKなのです。
神主M、登ってきました!
というほど大げさな道のりではありません。
↓思いっきり山道ですが、ところどころ石階段も造られています。
古い絵を見ていると、明治時代以前は太郎坊宮の参道もこんなカンジだったようです。
※明治時代以降に太郎坊宮の大整備が行われ、現在のキレイで登りやすい参道&石階段になりました。
当時の職人さんの日記には「今日も泣きながら階段の石を運んだヨ」と書かれています。
本当にありがとうございます・・・。
ミツバチにビビる子どもたちを勇気づけつつ、こんな道を登ること20分。
テッペンに到着です!
頂上からは、滋賀県の湖東平野をぐるっと見渡すことが出来ます!
↓疲れ果てた小学1年生と小学3年生の図。
このあと山道を駆け下りました(←危険なのでヤメテクダサイ)。
結果として、そんな滅茶苦茶に疲れるワケでもなく、そこそこ達成感が得られます。
迷うような分岐もなく、山のテッペンでもスマホ使えます。
穴場なので密も回避!
ですが。
山の状況は、季節や気候によって違います。
虫もたくさん出ます。
暑い時は水分補給も大切。
必要最低限の準備はもちろん、体調を整えたうえで登って下さい♪
あと、ポイ捨て禁止!
素直に言います。
宣伝です。
はい、コレ↓
ほんのりと赤みを帯びたお米。
そのまんまですが「赤米」といいます。
いまから2000年ほど昔、我が国へ伝わったといわれる古代のお米。
古代のお米ですが、ちゃんと現代まで伝世しています。
300g、800円(参集殿にて販売中!)
はい。
宣伝でしたね。
この赤米は、太郎坊宮が見守る地「東近江・蒲生野」で生産されたもの。
地元農家さんの努力により、今回製品化されました。
↑こんな感じで白米に混ぜて炊くと、歯ごたえが出て美味しいのです。
美容効果含め、色んな効能があるとか。
大昔の人にとって「赤い色」は特別で、魔除け・不老長寿の色として大切にされました。
なので、赤いゴハンも非常に大切にされたそうで。
一説には、お赤飯は赤米のゴハンを真似たものだとも言われます。
ぜひ一度、お試しあれー♪
令和2年のネズミ年も、残りわずか。
ついに、ついに!令和3年のウシ年が近づいてきました!
↑参集殿で売っているウシの置き物。1500円~。ちゃっかり宣伝。
・・・と言いながら、別にウシ年に思い入れがあるわけではありません。
私は辰年。妻は戌年、子は未年。
どやねん、ですね。
でも、まぁ、ウシ自体は可愛げがあって好きなんです。
昔話でも、あんまり悪いウシはいませんし。
おじゃる丸に出てくるウシも、あるじ思いの健気なウシですし。
それはともかく。
大昔から、十二支には「それぞれ宿す力がある」と信じられてきました。
んで、ウシ年は「努力の先に飛躍の芽が出る」「発展に向けて力を蓄える」年だそうです!
この「努力の先に」というのが、いいですね。
何事も励み励むほど、良い兆しが現れるものです。
更なる飛躍・発展を目指して、研鑽を積む令和3年にしたいものです。
縁起の良い笑顔の巫女さん&ウシ。
BIGウシ。5800円。再び宣伝。
BIGウシは新年早々、全部売り切れました。ありがとうございます!
12月6日のお火焚大祭は、各位のご高庇により、滞りなく執行致しました。
厚く御礼申し上げます。
まだまだ厳しい暑さが続きますが、暦の上ではとっくに秋。
「暑すぎて秋っぽくなんかない」というゴモットモな声も上がりそうですが。
この暦と現実世界の季節感のズレは、日本の気候が黄河中流域と違うのが原因です。
「は?黄河?それがどーした?」
ま、そうですよね。
この『立秋』とか『立冬』とかいう「二十四節気」は、もともと中国・黄河周辺で生まれた考え方。
日本からかなり離れた黄河を基準にした「二十四節気」をそのまんま日本に持ってきたので、当然
日本の気候と若干合わず・・・。
約1節気ほどズレてしまってるのです。
なにはともあれ、実りの秋の気配はすぐそこに。
太郎坊宮の神様がお食べになるお米を育てる「神田」の稲穂も、しっかり実っています。
「出会った後の縁結び」をテーマに、付き合う前のカップルから結婚が決まったカップルまで、様々な男女が参考になる情報を発信する『縁結び大学』さん。
8月17日付で、太郎坊宮をご紹介いただきました。
神前式の模様などが詳しく載っており、神前式をお考えの方には参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください!
神社のブログでありながら、まさかの英語で幕開け・・・。
今日は、太郎坊宮から一番近いカフェの紹介です。
今年6月、東近江市東中野町にあるコミュニティスぺース「中野ヴィレッジハウス」内にオープンした
カフェ「HAPPY TO DAY」さん。
↓「築200年の蔵を改築した」という通り、どっしりとした佇まい・・・!
でも、お店の雰囲気は堅苦しくありませんので!
フレンドリーで、和気あいあい♪
気軽に行けるカフェです。
実は昨日、お参りの方から「一番近くのカフェはドコ?」と質問を頂いたのですが・・・。
すいません、知りませんでした・・・。
そして、今日!
カフェ「HAPPY TO DAY」を運営してらっしゃる方が、神社へチラシを持ってこられたのです。
タイトルはズバリ「太郎坊さんから一番近いカフェ」。
キターーーーーー!
で、いまこうしてご紹介しているワケです。
個人的にはこのコがお気に入り。
ポケモンのメタモンとか、すみっコぐらしのざっそうとか、目が点キャラマニアとしてはイイですね。
太郎坊宮にお参りした時は、一足伸ばしてゼヒお立ち寄りを!
カフェ HAPPY TO DAY
527-0013 東近江市東中野町5-21(営業日時は月・火・金・土の10時~16時です)
※詳しくは、お店のインスタやFacebookをご覧下さい。
7月末から、参集殿に新しい看板娘が登場します。
はい、こちら。
アップにすると、この通り↓
かわいい巫女さんの衣装がばっちり似合ってます!!!
※ハンドメイド作品を譲っていただきました。manamoさん、ありがとうございます。
今まで参集殿には看板ねずみと看板ばいきん(?)の2人がおりまして、どちらも大変人気モノでした↓
集合写真。左のお2人は神主さん同様、狩衣(かりぎぬ)と衣冠(いかん)を着ています。
よく聞かれるんですが、このコたち売り物ではないんです・・・。
※電気ねずみさんは、ポケ〇ンセンターキョウトでゲットできます。
ばいきんさんは、数年前にゲームセンターでゲット。なので現在入手不可・・・。
3人体制になったことで、更に参集殿を盛り上げてくれるでしょう!
はい!
夏の新イベント!
「ふうりんの絵付け体験」が始まりました!
「絵付け」というとハードル高めですが、要するにお絵描き体験です。
クリアのふうりんに、自分の好きなイラストをカキカキ・・・。
コーディネーターをお願いした長浜・黒壁スクエアの方いわく「まー、10分ぐらいで仕上がりますわー」。
どっこい、神主Mはイメージから完成まで30分かかりました。
んで、その作品がコチラ↓
題して「ヘビくんのお散歩」!
画力はまぁお察しというカンジですが・・・。
愛嬌のあるヘビくんが描けて大満足です。 ※ちなみに神主Mはへび年生まれではありません。
マーカーペンでカンタンに絵付けできますので、子どもさん連れもゼヒ♪
しばらく前の「茶入のフタ」に引き続き。
今度は茶入の仕覆(しふく)について。
お抹茶を入れておく「茶入」は、この「仕覆」に包まれていることがほとんど。
↑仕覆に納められた茶入(瀬戸尻膨茶入。中身見えませんが・・・)。
昔はただ単に「袋」と呼んだそうです。
なんたって、茶入を入れる袋ですからね。
そして、1茶入=1仕覆という決まりはなく、2つ以上の仕覆を持つ茶入も多数。
↑お着換え用のもう一着とともに。
↑唐物文琳茶入(非公開)。これには4つの仕覆が添っています。
中には、もっと多くの仕覆を持つ茶入もあります。
今日はどれを着せようかな・・・。
もはや着せ替え人形ですね。
仕覆がドンドン増やされていくのは、箔付けの意味合いがあったようです。
立派な仕覆が沢山ついている茶入=立派で権威ある茶入、みたいな?
もちろん、純粋な美意識の追求や劣化で止む無く新調したというのも多数ですが。
何はともあれ、仕覆を変えるだけで茶入の雰囲気・茶席の雰囲気もガラリと変わります。
もし茶入を見る機会があれば、ぜひ仕覆にも目を向けてみてください!
今回ご紹介するのは・・・「油滴天目(ゆてきてんもく)茶碗」!
天目茶碗には「二段になった口造り」「器に対して小さい輪高台」などなどの造形的約束があるそうで。
そうした天目茶碗のうち、水に浮かぶ油の滴のような模様があるのが油滴天目茶碗。
まんますぎてアレですが、まぁそういうことです。
↓うちの喫茶コーナーにあるこのコは、数百年前の中国で作られたもの。
こう言ってはなんですが・・・。
このコ、当時は失敗作扱いだったハズ・・・(汗)
完全完璧を尊ぶ当時の中国の風習では、うちのコのように「模様がイビツ」「焼け具合が不揃い」なものは規格外。
なので1.悲しいことに捨てられた→2.地面に埋まった→3.掘り出された→4.日本(たろぼー)にやって来た、のだと思われます。
出来のいい仲間が国宝や重要文化財になってるのと比べたら、雲泥の差。
まぁ、造形が丁寧なのは流石。
そして現在では意外と人気者。
「ステキね」と褒められます。
たまにしか出展しませんが、見つけたときは手に取ってあげてください。
では、また。
お参りに来られたS様から、飾ってある茶道具について質問を頂きました。
「このフタは、なんでヨゴレてんのですか」と・・・。
これは「茶入(ちゃいれ)」という道具です。
茶入はお抹茶の粉を入れておくもので、象牙で出来たフタをつけるというのが一応の決まりです。
で。
このフタについてる、黒いヨゴレ。
これは「す」とか「虫食い」と呼ばれるものです。
本当に虫が食べたものではなく、象牙の神経にあたる心材の部分。
象牙がそもそも貴重品ですが、その中心部分となれば更に貴重品。
「キレイでカンペキなフタもいいけど、一見ダメに思える虫食いのフタもまた美しい!」
・・・といった具合で、貴重品の中の貴重品というプレミアム感+不完全の美を尊ぶ昔人の美意識がマッチして採用されたそうで。
試しに、たろぼーにある色々な茶入のフタを集めてみました。
大きさはもちろんですが、姿や形、色合いも様々です。
奥の5つは「す」なし。
前の5つは「す」ありです。
ちなみに、前列右端のものは人工的に「す」が入れられたもの。
天然物の「す」は貴重品。中々手に入らないので、加工して「す」っぽくするわけですね。
更に言うと、象牙フタも「合材物」「貼物」「一枚物」があります。
「合材物」は、見える部分は象牙、見えない部分は木材というもの。
茶入フタの裏には金箔紙(一部銀箔もある)を貼る決まりですので、木材を合わせてても「分からない」のです。
「一枚物」は、文字通り一枚の象牙で出来たフタ。
↓見本。金箔紙をはがしても、ぜんぶ象牙です。
なお「貼物」も、ぜんぶ象牙という点では同じですが、何枚かの薄い象牙が貼り合わされています。
一枚物と合材物の見分け方は簡単。
高輝度ライトをフタに当て、光が透ければ一枚物。
光が透けず、真ん中に影ができれば合材物です。だいたい。
近年は希少動物保護のため、象牙を似せた「ラクトフタ」や「樹脂フタ」も開発されています。
では、また。